[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~サラエボ編part2[メタルツアーも]

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~サラエボ編part2[メタルツアーも]

ベオグラードからサラエボへ移動、そして友人と合流して・・・と、なかなか慌しかった昨日。一夜明けて今日は、1日サラエボの町を楽しみたいと思います。

↓前回のお話はこちら

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~サラエボ編part1[メタルツアーも]

バシュチャルシヤ散策&朝食

朝10時ごろホステルを出て、まずは旧市街というか中心街というか、のバシュチャルシヤ(Baščaršija)を散策します。ホステルもこのバシュチャルシヤのエリアに位置しているので、すぐ近所な感覚です。

↑バシュチャルシヤの中では広めな通り。左側に見えるのはアーケード風?商店街風?になってるお土産屋さん。中はテナントみたいに沢山お店が軒を連ねてます。

この時間はまだ人通りは少な目でした。夕方にもまた来ることになるのですが、週末という事もありその時は観光客が沢山。中国人(たぶん)の団体客もいて、日本にもツアーがあればいいのに、と思ったり。確かツアーものはバルカン周遊○カ国、みたいな一瞬滞在コースばかりだった気がします。

↑少し進むとオリエンタルというかターキッシュというか・・・な風景。ヨーロッパとは思えない感じで不思議な雰囲気です。

↑そして名物のセビリ(Sebilj)。水汲み場、になるでしょうか。写真の男性が何かやってるのが見えますね。

↑バシュチャルシヤ内は迷路のように入り組んでいて、細い路地に入るとさらにエキゾチックな雰囲気が漂います。

↑かなりの数のお土産屋さん、というか伝統工芸品屋さん?があります。あとはカフェやチェバピ屋さんも選べないくらい沢山。素敵で美しいなジャズバ(=イブリック)などなど所狭しと並んでます。自分が持ってるのはパーソナルサイズの小さなセットだけなので、大きめのがぜひ欲しかったのですが、(また)荷物の制約で断念、ほとんど素通りして眺めるのみでした。

いつか爆買いツアーで再訪せねば。。

↑ひと通り旧市街を眺めたあとで、朝食を。トリップアドバイザーで、サラエボ&ブレクで調べると上位に来る有名店(?)Buregdzinica Bosnaというところ・・・なのですが、写真は確かその向かいのチェバピ屋さん(汗)

街中いたるところに美味しそうなお店があるので、1日で食べつくすのはたぶん相当大変。

↑そして頂くのはこの、ブレク&ヨーグルトドリンク。ブレクはセルビアのノヴィ・サドでも食べましたが、そのブレクやチェバビに関しては、複数のボスニアやセルビアの英会話講師達から、「ボスニアのがうまいよ!」と聞いていたので、ここサラエボでも食べてみることに。

ノヴィ・サドで食べたものより、肉がたっぷりな感じだったと思います。パイの様な生地は歯ごたえがあるというか、割としっかり強い・・・コシがあるというんでしょうか、麺ではないですが。。表現するのは難しいですが、確かにセルビアで食べたものとは、似てるようでやっぱり違うかもしれません。

あとは注文の時、「普通盛り(?)で」と伝えて出てくるこの分量、大きさの割りにペロリといけるようで、案外お腹一杯になりました。地元の方と思しき人は、この2倍くらい当たり前のように食べてました。。。

ヨーグルトドリンクは甘くないさっぱり系。日本ので言うとプレーンというか無糖タイプのイメージ。

 

ノヴィ・サドでのブレクのお話はこちらも参考にどうぞ↓

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~ノヴィ・サド編part1[メタルツアーも]

トレべヴィチ山へハイキング&オリンピック跡見学

朝食のブレクでお腹いっぱいになった後は、1984年のサラエボオリンピックの跡が見られるという、トレベヴィチ山(Trebević)へ向かいます。冬季オリンピック競技であるボブスレー/リュージュのトラック跡が森の中に残されているというのが、なんともエモーショナルなイメージをかき立てます。

↑そのトレベヴィチ山へはケーブルカーで上れるらしいので、まずは乗り場へ向かいます。Obilaznica(beltwayであってるはず)とあるので、ケーブルカー乗り場はこっちのようです。

↑写真では分かりづらいのですが、かなりの急勾配を上ります。前傾姿勢になります。しかもまだ午前中だというのに結構暑い。この暑さの中ハイキングとは・・・でも頑張ります。

↑バシュチャルシヤからケーブルカー乗り場までは歩いて15分か20分くらいでしょうか。写真撮り忘れましたが、乗り場でチケットを買います。往復20マルカなので、およそ1,000円強になると思います。片道だけでも買えるのですが、使い道あるんでしょうか。。。

↑乗り場の中には、オリンピック当時のものと思われるゴンドラが。2人乗りサイズ?

↑そして実際乗り込むのがこちら。6人くらいゆったり座れる大きさで、時の隔たりを感じます。

↑乗り込むとすぐに空中へ。町並みが綺麗。

↑写真中央が旧市街のあたり。絶景。

「写真とってもらっていいかな?」と声をかけてくれた男性、気を利かせて自分の分も取ってくれました(が恥ずかしいので載せないでおきます><)。

その彼と少し話してると、彼はもともとボスニアに住んでいたけれど、紛争の影響でボスニアの家を売ってセルビアに引っ越さなければならなかったんだそう。そして今でもここでは人種間のネガティブな感情がくすぶってる、という風にも言っていました。

観光で表面を眺めてるだけだと、まったくそういうギスギスしたものを感じていなかったので、彼の言葉にはなんだかハっとさせられました。たぶん人種間の関係は1つの国の中に統合されてるというよりは、全く別々のコミュニティとしてお互い必要以上に干渉せず機能してそうな・・・いや完全に想像ですが、そしてその深いところで何かくすぶってるという。。

あとは、「サラエボは綺麗で良いところッスね」なんて言うと、「うん。でもボスニアで一番綺麗なのはモスタルで間違いないよ」とか、

「足元に見えるほぼ全部、地雷原だよ。というかこの山全部かな。歩道になってるところは大丈夫だけど」とか。にわかには信じがたいですが、でも本当だとしても全然おかしくないところが生々しい。

平和でのどかに思えるサラエボの街ですが、過去の負の遺産も未だ見え隠れしているようです。

あとは「そんで未だにボスニアの味が忘れられなくてねぇ、特にチェバピ」とも。

↑10分くらいで、頂上に到着。

↑頂上にある案内図。今思うと自分が見たのは全体のほんの一部のようでした。

↑ケーブルカー下り場から裏山方面の1枚。一緒に降りた彼、「ここも全部地雷原だね」って。

↑しばらく彼と一緒に歩いて、見晴らしいの良い場所で、お互い写真撮ったり。頂上あたりから旧市街方面。

うーむ、なんか妙な英語喋ってたかもしれませんが、そんなに会話に困らなくて良かった。旅行始まって、初対面の人とじっくり話すのはコレが初めてだったかも。

↑頂上から散策路を下っていくと、見えてきました。オリンピック跡。まるで廃墟。

↑こんな感じの散策路を下っていきます。これは下方向から見上げた1枚。

↑散策路脇に、いかにもコースらしき跡が。まったく手付かずで緑と一体になってます。打ち捨てられた感がとてもエモーショナル。

↑カーブ部分のバンク。落書き(何アート太陽の下はジリジリと暑いのですが、木陰に入るとそこそこ涼しい。

↑思わせぶりな角度で写真を撮ってみます。鳥のさえずり、木の葉が揺れる音、そして視界にはうち捨てられた過去。うーん、やっぱりエモい>< それでなくても単純に自然の中を散策するのは良いもんです。

↑場面は飛びますが、ひとしきり浸ってケーブルカーで降りてきたあとは、乗り場の売店で飲み物を飲んで休憩。ホント暑くて戻るの大変でした。このフルーツティーのシリーズ、どれを飲んでも絶品。果物のミックス具合と香り加減が個人的に大好きな感じでした。

新市街(?)方面へ

そんなこんなで休憩してるともう13時すぎ。今度は新市街(と呼んで良いのか不明)方面に向かってみます。午前中歩いてたバシュチャルシヤからは西の方になります。

前日に2枚買ったトロリーバスのチケットが1枚余ってたので、新市街まではトロリーバスで向かうことにします。距離にして2kmくらいなですが、暑いのでちょうど良いかも。

↑新市街付近のバス停で適当に降ります。写真はバス停付近から撮ったミリャツカ川(Miljacka)。トロリーバス内はアナウンスや表示など一切なし。バス停もほとんど目印になるものが見当たらない感じなので、グーグルマップで現在地見て、目的地に近づいたら、降りるという作戦です。

↑新市街の大通り。おそらくここがスナイパー通りと呼ばれた場所のはず。

↑サラエボ紛争の最中も営業を続けていたんだそうな、ホリデイ・イン。

この向かいあたりに、ボスニア・ヘルツェゴビナ国立博物館があって、見ようと中に入ったのはまでは良かったのですが、係の人に、「もう閉館だから」と止められました>< 開館時間全く調べてませんでしたが、14時閉館で、今は13時半。

「30分だけでもダメっすか?」と食い下がってみるも、なんだか嫌そうな顔っぽかったので、断念。それにしても14時閉館って。。。あとで調べてみると、博物館的なものはどこも早い時間に閉館になるようで、旧市街のサラエボ博物館も見れず。残念。

↑気を取り直して、次の目的地である、Avaz Twist Towerまで歩きます。写真は途中で見えたSarajevo City Centerという大きなショッピングモール。いわゆるショッピングは今回の旅の目的ではないので、素通り。

↑上り勾配の道を行くと、目的のAvaz Twist Towerが見えてきます。その名の通りツイストしてます。

↑近づくとその大きさのあまり、写真に収まりきらない。

ここにやって来たのは、35階にあるカフェが目的。英会話講師のオススメで、そこからもサラエボ市内が一望できるスポットなんだそうです。

・・・が、中に入ってもどうやって入って良いか見当がつかなかったので、売店のおば様に聞くと、「あっちのフロントで聞いてみ」って。でそのフロントの方はにこやかに、エレベーターを案内してくれました。エレベーターは驚くほど高速で、カフェのある35階まで1分かかってなかったと思います。田舎者なので驚きました。

↑カフェでアイスコーヒーを頂いてまったり休憩。アイスコーヒーというと勝手に黒いのを想像してましたが、写真のカフェラテみたいなのが出てきました。3マルカなので250円くらい?

↑カフェから旧市街方面を見下ろして。窓ガラスが青いので、青い写真になります。たぶん正面に見える山が午前中歩いたトレベヴィチ山。

↑カフェを出て、旧市街方面へ歩きます。2kmほどですが、やっぱり暑い。途中、今夜開催のSarajevo Beer Festの看板が。この時点では暑くてちょっと疲れてて、行こうかかなり迷ってました。

↑旧市街に近づいたところで、Remenbering Srebrenicaというアートが。スレブレニツァというのは、サラエボ紛争中に大量虐殺が起こった場所だそう。結構前ですが、英会話講師から聞いてて気付きました。

↑ようやくホステルの部屋に戻って、途中買った飲み物飲んで休憩。左から、ボスニアのエナジードリンク、炭酸水、ビタミンドリンク。エナジードリンクはまぁ普通?地獄のパワーを授かるほどでは、ないかな? 値段はそれぞれ1.5マルカ、1マルカ、1.2マルカ。3本で250円強くらいだと思います。

ビタミンドリンクは、過去に英会話講師がオススメしてくれてた品。実はノヴィ・サド出るあたりから喉の調子が良くなくて、ここサラエボでもそれは変わらず、というか悪化してるかも、みたいな状態。歩きつかれもあったのですが、「疲れたとき飲むといいよ」との講師の言葉を思い出し・・・この後のボスニア&セルビア滞在の残りでは結構飲みました。

そして休憩しながら、ダルいけど、夜のビアフェスにいくか悩みます。お目当てはボスニアのトラディショナル・フォークバンドMostar Sevdar Reunion。メタルではないですが、ボスニアの、あるいはバルカンの音楽に触れるのにうってつけな気がして・・・最終的に、キツイけど後悔したくないので頑張って行く事に決めました。

旧市街で夕食~ビアフェストでライブ!

ライブまではまだ時間があるので、夕食をとって少し寝て、それから向かうことにします。夕食は、ボスニアのがやっぱり旨い、と評判の(午前中のケーブルカーの彼もそう言ってた!)チェバピにします。ホント講師の皆様も含めみんなそう言うんですね。

↑・・・がレストランで出てきたのがこちら。”Turkish Cevapi”なるものをオーダーしたはずなのですが、あとで英会話講師とも写真見ながら話してると、チェバピというよりカラジョルジェヴァ・シュニツラみたいよね、と。激しく同意。

↑ただコレがメチャ美味しかった!中は牛ひき肉、ベーコン、チーズが入っていて、ジューシーで肉の旨みたっぷり&チーズのコクトロ感。これは特に自分みたいな男子は絶対好きな味に違いない。いや性別問わず肉食な皆さんはぜひ。

カラジョルジェヴァ~と同じ料理かは分からないけど、もしそうだとすると、確かにボスニアとセルビアでは、同じ料理でもかなりテイストが違うことが分かります。チェバピもこんな風にセルビアで食べたものと違うんだとしたら・・・気になります。

そういえば、食事中、小さな女の子がお金をセビりにやってきました。「あいむはんぐり~」って。もちろん断りましたが、お腹一杯でパンお持ち帰りをお願いして袋に入れてもらってたので(もう慣れました笑)、パンあげればよかったかな。もちろん、その子が意味してるのはそういう事ではありませんが。。

↑そして〆はトルココーヒー。セルビアのレストランでも飲んでたのですが、そこでは普通のマグに入って出てきたので、初ジャズバでのトルココーヒー。こちらの方がさらに濃いというか、豆が細かくて、ゆっくり飲んでもかすかに豆も一緒に飲んでるような感じがします。が非常に細かいので、ほとんど気になりません。やっぱり食器で雰囲気が違います。感動。

 

食事のあとは、ほんの少しお土産を買って、部屋に戻って仮眠。ライブに向けて充電します。

会場までは約2km、歩いて30分くらい。日も暮れてきたので涼しくなってきましたが、今度が暗がりの街歩き。治安、というかどの程度危ないのか全く分からなくて少々不安でしたが、会場までの道は大通り沿いということもあり(?)問題ありませんでした。

↑会場入り口付近。ここもオリンピックの競技場だったらしい場所。このあたりで、「チケット持ってる?ないと入れないよ。10マルカでいいよ」とおじさんから声をかけられます。たぶんボッタクリのダフ屋なんでしょうが、面倒臭くなってそのまま売ってもらいました(爆)。

↑こんな感じのチケット。今にして思えば、ニセモノじゃなかっただけマトモなのかも。

↑会場に入るとこんな感じ。まだ人はまばら。

↑全然詳しくないのですが、いろんなブランドのビールが出店してるようでした。

↑飲めない自分はコーラ買って、ステージ前に陣取ります。

↑しばらくして、ライブが始まりました。Mostar Sevdah Reunion。ノヴィ・サドでのCannibal Corpseのライブとは違って、全然平和で、実質最前列状態。それにしても、アジア人自分だけだったんでは?

↑ボスニアの音を全身で楽しみます。メロディーはかなりエキゾチックというかオリエンタルというか・・・な感じ。ヨーロッパ風というよりは、旧市街で見た、オリエンタルな町並みを思わせる、良い意味で土臭い雰囲気です。

昼間旧市街歩いてて、彼らのベスト盤CD売ってるの見つけてたのですが、営業時間すぎてて買えず・・・明日空港行く前に買いに行こう。絶対。余談ですが、このメロディーの感じを聴いて始めて、本ブログでもレビューしたボスニアのメロデスSilent Kingdomの、Sevdahメロデスの意味がちょっと分かった気がしました。

 

Silent Kindomのレビュー記事はこちらも参考にどうぞ↓

[Review]Silent Kingdom – Bloodless(ボスニア・ヘルツェゴビナ/メロディック・ブラック・デス)

 

↑約90分くらいのライブだったでしょうか。ひとしきりエンジョイして、岐路に着きます。ライブ後はこんな感じで結構人増えてました。この次にもライブがあるので、それ目的なのかもですが、自分は完全にMostar Sevdah Reunion目当てだったので、さっさと帰りました。。。夜も更けて、疲れました。

歩いて無事ホステルに戻り、我ながら今日は頑張って歩いて観光しました。歩くの大変でしたが、頑張ってライブも見れたので悔いはありません。今日もすばらしいサラエボでの1日になりました。

 

という事で、明日はまたベオグラードに戻ります。次回はその様子をお伝えしたいと思います。

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