[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~ノヴィ・サド編part1[メタルツアーも]

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~ノヴィ・サド編part1[メタルツアーも]

前回の街歩きで、空爆跡ビルを見た後は、ホテルの部屋に戻りゆっくり休息。セルビアまでの移動中はあんまりぐっすり眠れず、時差ボケになるというよりはひたすら寝不足な感じでした。これでようやくゆっくり横になれます。

↓前回のお話はこちら

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~ベオグラード到着編part2[メタルツアーも]

ベオグラードのホテル~ノヴィ・サドのホステルへバス移動

環境が違うので熟睡できたかはよく分からないのですが、とにかく眠り、翌朝。この日の最大のイベントは、Cannibal Corpseのノヴィ・サド公演。ホテルをチェックアウトし、バスでセルビア北部の街ノヴィ・サドへ向かいます。

↑宿泊したホテル。自分の部屋はこの別館の一部屋でした。

↑チェックアウト前にホテルでバイキング形式の朝食。実は日本出発あたりからお腹の調子があんまり良くなくて、軽めに食べます。左側はたぶんギバニツァ(Gibanica)というバルカン地域ではポピュラーなパイ生地のパン?しっとりほんのりチーズの香りがして美味。右側はハム、チーズ、ベーコン等。右端の赤いペースト状のがセルビア名物のアイバル(Ajvar)。本ブログでも取り寄せて試食しましたが、これまたついに現地でホンモノを味わえました。そのままでも、何につけて食べてもメチャ美味しい。

 

朝食のあと、ホテルをチェックアウトします。ここでも特に困るようなことはなく、カギ返して精算して終了。到着編part1の記事にも載せましたが、お値段は1泊朝食付きで5,000円ほど。

↑ノヴィ・サド行きのバスチケットと、乗り場入場のためのコイン。

ホテルはバスターミナルのすぐそばなので、徒歩5分ほどで到着。チケット購入は(自分の)英語通じるかちょっとドキドキするポイントのひとつでしたが、そんなに困りませんでした。

「こんちはー。ノヴィ・サド行きのバスチケット欲しいんスけど。何時のがあります?」

「次は10:20と、その次は11:00かな」

・・・バスターミナルには10時過ぎについていたのですが、10:20のはちょっとあわただしそうなので、11:00のにしました。あとはお金払うだけ。ノヴィ・サドまでは870ディナール、900円くらい?

↑「31番乗り場ね。」とチケット買う時に口頭でも教えてくれたので、乗り場に向かいます。乗り場入場の時には、さっきのコイン使ってゲートを作動させて入るようなのですが(写真撮り忘れ)、係員の人が立ってたので、コイン手渡しで入場。

↑出発10分前くらいにバスが入場。おじさんの影になってますが、ガラス左下にノヴィ・サド行きと紙が貼ってあります。なんかアナログ。荷物預けてる人も結構いましたが、自分はバックパックだったので、「カバンもって乗って大丈夫っスか?」と念のため確認。全然平気そうでした。

↑バスは時間通り出発。すぐにサヴァ川を渡ります。写真奥が旧市街で、奥に見える橋がブランコ橋。バスが今通ってるのがサヴァ橋のはず。

出発してしばらくすると、係員が乗車券の確認に回ってきます。乗車券見せて半券切り取ってもらって終了。

↑ベオグラード市内を抜け、高速道路(?)に乗ると、のどかな風景が広がってきます。セルビア中央~南部にかけては山がちの地形らしいのですが、これから向かうセルビア北部はこのように平坦みたいです。地平線見るのは久しぶりな気がする。

約1時間半ほどで、ノヴィ・サドに到着。バスターミナルの写真(また)とり忘れました。たぶん到着したという事実で一杯になってたんですね。事前にノヴィ・サド在住の英会話講師から、中心街まではバス使って3つ目?4つ目?の停留所で下りるといいよ、と聞いていたのですが、街の雰囲気を味わうために歩くことに。

しかしこの日もとても暑い。日陰だとそれなりでしたが、太陽が強烈です。ホステルのある中心街までは約2km。基本的に大通り沿いを歩くだけなのですが、この暑さもあり遠く感じる道のりです。

↑20分~30分くらいで、ホステルに到着。キツイ。。自分が泊まったのは写真のHostel Nomad。ここで2泊お世話になります。

汗だく&へろへろになりながらチェックイン。それを見てか、受付のお兄さん、お互い挨拶済ませるなり、「大丈夫かい?なんか飲む?コレ冷たいよ」ってペットボトルの水を下さいました。ちょっと感動。

チェックイン自体は、Booking.comの控え印刷したものとパスポート出せば確認してくれ、あとはカギが3種類で1セットなのでそれぞれの説明を受けるくらい。あとは日本と比べて驚きの暑さのあまり、

「メッチャ暑いけど、6月でこんなって、セルビアでは普通なんスか?」って尋ねると

「うん、確かに暑いよねー。まあでも時々あるかもね」みたいな返答。驚くほどのことでもないみたい。

↑そして通された部屋。ヨーロッパ風で素敵。部屋は個室で専用バスルーム付。今思えばセルビア&ボスニア滞在中のホステル(ホテル除いて)の中でベストの快適さだったかも。エアコン・冷蔵庫・ドライヤー完備。他のホステルではどれかが欠けてるってパターンが多かったです。自分の確認不足ですが。

金額は上記の部屋で2泊で約5,000円ほどだったと思います。

↓ホステルの手配はここにお世話になりました

ノヴィ・サドを少し散策

↑少し休憩してから、ノヴィ・サドの街を散策に出かけます。写真はホステルからすぐ近くの、スロボデ広場(Trg slobode)。右側に見えるのはマリア教会(The Name of Mary Church)。カトリック教会で他の建物に比べてもさらに高く、荘厳な迫力たっぷり。

↑教会のすぐ横からのメイン通り。自分が訪れた翌月にはEXITフェスが開催されることもあり、街のあちこちでEXITののぼりなんかを見かけました。

↑少し歩いて、ノヴィ・サドの英会話講師がオススメしてくれたKolibaというブレク(Burek)屋さんへ。グーグルマップの威力は凄い。

↑こんな感じでブレク(Burek)をいただきます。値段は300円くらい。牛肉入りのミートパイ、という感じでしょうか。白いのはヨーグルトのソース。パイ生地は(たぶん)油分でしっとりとしていて、単体でも美味なのですが、このソースと一緒に食べると、さっぱりペロリといけます。牛肉もごろごろと入っていて、なかなか食べ応えがありました。日本とはまったく違う食のセンスを感じます。GOOD!

↑ブレク屋さんから少し戻って、ドナウ公園というところにやってきました。いろんなモニュメントなどが点在しています。

↑結構大きな公園でした。暑くてちょっと疲れてきたので、ほとんど通過するだけな感じでしたが、緑の多いのどかな雰囲気の公園。平日の昼間ですが親子で散歩してたり、カップルがイチャイチャしてたり、ベンチで爆睡してる人がいたり、結構人がいたように思います。

 

公園を後にする頃は結構汗だくでバテてしまったので、ホステルの部屋に戻って夜のライブ参戦に向けて休憩。その間にボスニアの講師とオンライン英会話。前日にも受講してたので、「今日はノヴィ・サドに来てるよー。」とか「いよいよあとでカニコーのライブ行ってくる~」とかなんとか。

 

そんな講師とは↓で話してます。

Cannibal Corpse&Sacramental Bloodライブ参戦。会場前で、あれ??

時刻は18時ごろ。会場が19時とのことなので、やんわり仕度をして会場に向かいます。なんでも、19:30からロシアのデスメタルAutopsy Nightが演って、20:30からセルビアのブルデスSacramental Blood、21:45からCannibal Corpseの出番だそうです。

そういえば、このライブのチケットはオンラインで購入したのですが、2,500ディナール、つまり3,000円しないくらいで、安い。現地の基準ではおそらく普通の水準だと思われますが、カニコー+@がこのお値段はちょっと驚きです。

↑会場まではホステルから約2km。グーグルマップとにらめっこしながら歩きます。大通り沿いなのでそんなに迷わないのですが、距離感が全然分からない。・・・開場時間ちょい前に無事到着。ちょいちょいセルビアのメタルヘッド達が集まり始めてます。自分はThe Stoneシャツ着た謎のアジア人に見えてるんだろうなぁ。

 

・・・しかしこの入り口付近でずっと待ってたんですが、全然開く気配がない。しかもAutopsy Nightの時間も過ぎてる。何かおかしいと思い始めた頃、衝撃の事実が。

ぼーっと待ってると、優しそうな感じの長髪のお兄さんが声かけてくれて、

「ねぇねぇ、もしかしてCannibal Corpse見に来た?いやそのTシャツ、ね。いろいろ確認してたら、会場の入り口はココじゃなくて、ぐるっと回って裏の方から入るみたいなんだ。実際みんなそんなで向かってるよ。」って。

あぁ、そういう事でしたか。しかし入り口に関してはたぶんどこにも説明はなくて・・・会場内の6番ホール、とだけ。これ良い人すぎるお兄さんの助けがなかったら完全に見逃してたやつです。

少し話してると、このお兄さん、以前はオンライン英会話講師として働いていたんだそう。こういう形で(元)講師の方とお会いできるとは・・・。そしてそのお兄さん、

「あの人にも伝えておいたから、一緒に行くといいよ。自分は残ってみんなにこのことを伝えてくるから。」って。

なんて良い人なんだろう。メタルヘッドの鑑です。全力でお礼を伝えたあと、自分と同じく事情教えてもらってたセルビアの方と一緒に、ホントの会場まで歩きます。彼とはお互いのお気に入りバンドの話や、カニコーみたいなバンドだとライブでは音ぐちゃぐちゃになったりして何やってるか分かんなかったりだよねー、とか話してました。お互いまずまず英語通じてたんではないかと。

↑で実際の会場がこちら。なるほどメタリックな会場です。。。到着した時には既にAutopsy Nightのライブは終わってました><

Sacramental Blood

↑会場に入ってしばらくで、Sacramental Bloodのライブが始まります。これ見逃さずに済んで本当に良かった。

↑セルビアン・ブルデスが炸裂します。カッコイイ。音響も悪くなかったと思います。音量もデカ過ぎないので、非常に良い感じでした。

↑演奏始まっても、予想してたよりも混んでなかったので、安全に前の方から観戦できました。

↑演奏はアルバム音源に忠実な感じだったと思います。アルバム録音時からはドラマーが交代しているようで、若干手数が少なかったような。フロントマンのSrđan Todorović氏はMorbid Angelの衣装着てます。

↑Sacramental Blood終了後の様子。水買って休憩して、マーチャンダイズコーナーでSacramental BloodのTシャツをバッチリ購入。約1,000円でした。

この間に、「どこから着たの?これ見に?」と、ひとり声かけて下さいました。その彼は日本はじめアジアの文化を学んでいるんだそうで、是非日本へ行ってみたいと思ってると強調してくれてましたが、同時に、「でも日本に行くのは金銭的にとても大変で・・・」とも。

自分自身はそんなに日本人であることを大切にしていない、というか、なれるならヨーロッパ人になりたい様な人間なので、日本に対してこんなにも熱意を持ったコメントを聞くのは驚きであると同時に、日本に生まれたことに少し誇らしい気持ちにもなりました。全く初めての感覚です。

↓Sacramental Bloodの作品についてはこちらも参考にどうぞ

[Review]Sacramental Blood – Ternion Demonarchy (セルビア/ブルータル・デスメタル)

そしていよいよCannibal Corpse

↑ついにCannibal Corpseの登場です。前フリアナウンスとかは特になく、突如ステージに上がってきて、特にタメたりせず、演奏が始まります。

↑登場と同時に一気に会場内のテンションがハネ上がります。混み具合もSacramental Bloodの比ではありません。客席中央部にはモッシュピットも見えました。写真は撮れなかったのですが、Sacramental Bloodのフロントマン氏がクラウドサーフィンやってたような。。

↑あとはライブ後半の、ヴォーカルGeorge “Corpsegrinder” Fisher氏による客席煽り、”I can’t hear you~~♪”が生で聞けたのも素晴らしい体験。演奏中のデスヴォイスとは似ても似つかぬ美声です。きっと普通に歌っても巧いんじゃないかと勝手に想像。

↑ギタリストの逮捕劇もあって、今回帯同してるErik Rutan氏を生で見れたのもラッキー。Morbid AngelやHate Eternal大好きなのです自分。割と淡々と演奏してる様子に見えましたが、この姿を拝めるだけで十分幸せ。

この日のセットリストは↓リンクのような感じでした。

https://www.setlist.fm/setlist/cannibal-corpse/2019/sajam-novi-sad-serbia-7391fe9d.html

全体的にはやはり、昔のアルバムからの曲の方が、盛り上がり方が凄かったように思います。自分も含めて、ですが。“Staring Through the Eyes of the Dead” ”Devoured by Vermin” ”Gutted” ”Stripped, Raped and Strangled”といった曲などは特に。一方で”Make Them Suffer”は彼らの新しいスタンダードになってるようにも思います。

そして止めはやっぱりラストの“Hammer Smashed Face”。これで皆顔面ボコボコに崩壊して家に帰れるってもんです。

↑ライブ終了後の会場の様子。日中の待ち歩きもあって、結構疲れたので早々に会場を後にします。会場の近くに超オススメの、一番美味しいIndex Sandwich屋さんがあると英会話講師に教えてもらってたのですが、ちょっと断念。

↑再び2kmの道のりを歩き、ようやく広場まで戻ってきました。夜中の一人歩きは治安の面でちょっと不安でしたが大丈夫でした。というか、人の気配をあまり感じず静かでした。それが危ないのかな。教会がライトアップされて幻想的。

 

という事で、長くなってしまいましたが、ノヴィ・サド初日はこうして、とても濃い1日になりました。バス移動、市内散策、ライブに現地の人たちとのちょっとした交流。本当に素晴らしい体験です。

次回はノヴィ・サド滞在2日目の様子をご紹介したいと思います。

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