[お知らせ]本ブログ発!ネットラジオ番組 ”WWHYH Radio Show” がはじまりました![Undergrand Radio]

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~最後のベオグラード滞在part1 カレメグダン要塞etc[メタルツアーも]

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~最後のベオグラード滞在part1 カレメグダン要塞etc[メタルツアーも]

Arsenal Fest。自分にとっては海外での初のフェス参戦で、実際の雰囲気に触れることができました。素晴らしい人たちとの出会いもたくさん。喉の具合は相変わらずですが、約4日間の滞在を終えて、グラグイェバッツを後にして、ベオグラードに向かいます。

 

前回のお話はこちら↓

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~Arsenal Fest参戦@クラグイェバッツpart2[メタルツアーも]

ゲリラ豪雨直撃

無事にバスに乗り込み、ベオグラードまでは約3時間強、だったと思います。午前中の街歩きが暑い中だったので、エアコンが効いた車内がちょっと天国。発車してしばらくで寝てしまいました。

途中目を覚ますと、さっき別れたガイドさんからメッセージが。「無事バスに乗れた?クラグイェバッツはいま嵐だよ。街歩きの時いい天気でよかったね」みたいな。・・・午前中は前記事の写真の通りの素晴らしい快晴だったのに、午後には一気に嵐とは、なかなか激しい天気の変化です。

「無事乗れましたよー。ガイドさんのおかげでとても楽しめましたー。」という具合にメッセージ返して、天気についてはまるで他人事のように考えていましたが、まさかベオグラードで自分も嵐に逢うことになろうとは・・・。

↑ベオグラードのホステルに到着。再び旧鉄道駅前にあるPlay Hostel。これでここは3度目の利用です。部屋も同じく個室&バスルーム付きタイプ。「あのアジア人また来たな」とかなんとか思われてたりして。。

部屋の手配は↓を使いました。

そしてしばらく休憩してから、少し街歩きにでも出かけようと出発した直後・・・嵐です。

少し曇り始めてて、少し雷鳴も聴こえててましたが、ちょっと甘く見てました。歩き始めて5分くらいで雨が降り始め、一気に雨が強まり、凄まじい土砂降りに。雷鳴も炸裂。手持ちの折り畳み傘では全く歯が立たないので、近くの屋根の下に避難。

しばらく様子を見てても、全く収まる気配もなく、むしろより激しく降る雨。ちょうど自分は坂道を歩いていたのですが、山手の方からどんどん雨水が流れてきて、道路はみるみる急流に変わっていきます。こんな降りっぷりは未体験で、ちょっと恐怖。

↑まさにこんな感じの光景。ツイートお借りしてます。

結局街歩きは断念して、ホステルに戻ることにしますが、もう通り道は完全に水に浸かってて、もはや靴濡らさずに戻るのは不可能。あぁ部屋にドライヤーないけど・・・仕方ない。明日まで乾かせば大丈夫かな?ということで意を決して戻ります。旅行中最も萎えるハプニング。

↑本日の夕食。チキンステーキ、でいいのかな。値段は900円くらいだったと思います。胸肉をベーコンとチーズで巻いた、なかなか食べ応えのある一品でした。鶏肉は胸肉かな?だったのでちょっとパサパサしてましたが、たぶん日本でもそのへんは同じかな。

そしてシメは写真右のトルココーヒー。まったりコーヒーで優雅なひととき、ですが靴乾かなくて気持ち悪い。

部屋では泥だらけになった靴乾かすのにタオルで水分ふき取って、干して・・・と格闘してました。

雨上がりのクネズ・ミハイロヴァ通り

そして翌朝。明日は朝から帰国の移動が始まるので、今日がついに事実上最終日。昨日はあの雨で街歩きを断念してしまったので、今日は全力でベオグラードを回ります。

↑雨上がりのクネズ・ミハイロヴァ通り。靴は8割くらい乾いたので、ちょっと違和感ありますが、まあOKになりました。今日こそは天気良いといいな。

↑旅行最終日にして、ようやくこのクネズ・ミハイロヴァにやってきた訳ですが・・・石畳の通り、建物の雰囲気、素敵です。時間は9時頃なので、まだ人通りはまばら。

ベオグラードでスタバなう!

↑クネズ・ミハイロヴァ通りの一番奥にあるショッピングセンター。後で中をのぞいてみたところ、いろんなブランドのテナントが入ってましたが、個人的には、我々観光目的の人間にはそれほどメリットがなさそうな気もします。ここで買えるものは多分他でも買えそうに見えたし、値段もそんなに違わなさそうだったので。

たぶんもっとローカルなものを試すが、よりセルビアを楽しむことにつながるのでは??

↑と書いておきながら、スーパー矛盾するのを認めます><。そのショッピングセンターに併設の、スタバです。セルビア初の店舗らしいです。ちょっとアホみたいですが、「スタバなう」がやってみたくて、入ってみます。奥のキリル文字表記がセルビア感、ですね。直にアルファベットに置き換えると、STARBACSになってます。

↑店内はこんな感じ。メニューはざっと見た感じ、そんなにセルビアらしいものはなかったような気がします。たぶんセルビアの方にとってはスタバ体験そのものが新しいんだと思いますが、我々にとっては普通、ですよね。値段は日本のと比べて全体的にちょっと安かったかも。

↑頼んだのはカフェラテ。300円強くらいだったと思うので、ちょっと安い?味は日本で飲んだのとほぼ同じだと思います。自分は「スタバでッッターン!」ってタイプでもないのですが、「スタバなう」をエンジョイできました。

カレメグダン要塞探検へ

↑クネズ・ミハイロヴァ通りを抜けるとすぐ、カレメグダン公園&要塞があります。これはその案内図。

↑時間は10時頃。まだ人はまばら。帰りにここ通るときはお土産屋さんがたくさん出てました。

↑何のモニュメントだったかな?手がかりになるもの撮るの忘れました。

↑要塞のガイド。カラジョルジェの門、というワードが見えます。

↑この橋を渡って要塞内に入っていきます。

↑橋の下にはテニスコードが。昨日からの雨で水没してます>< 実際昨日の雨、場所によってはかなりの洪水になってたらしいです。

↑要塞中央部の入り口。どう表現したら良いのか分からないのですが、要塞中心までに2つのゲートを抜けていきます。これはその1つ目。城壁(?)が2重構造になっている、と言うのが良い表現でしょうか。。。

↑近づいてみると、非常に重厚というか、堅牢そうなつくり。威厳たっぷり。

↑中に入ると、抜けるまでに結構奥行きがあります。両脇は部屋になってる構造。歴史を感じる雰囲気がいっぱい。

↑おそらく中世時代になるでしょうか、当時の地図などが飾られてます。

↑正面の地図の通り、ここカレメグダン要塞は地形的に丘の頂上に位置しているようです。ホステルのある旧鉄道駅の辺りから歩いてくると、坂道を登りきった先という感じで体感的にも、まさに丘の上の要塞ですね。

↑2つ目の城壁(お城ではないですが)。このあたりで、中国人の団体客と思しきご一行がテンションMAXで観光してるのに遭遇。。。やっぱりたぶん、日本からよりも中国からの方が観光客は多い気がします。

↑前の写真の橋の下あたりには、こんな風に兵器の展示。塗装が新しい(?)のか、あまり兵器らしい泥臭さは感じませんでしたが、なんだかとげとげしい感じ?

↑カレメグダン要塞内で一番興味を引いたのが、コレ。中世の拷問器具の展示をやってるみたい。グーグルマップ上では「拷問博物館」という表記になってましたが。チョー見たい、のですが、この時は閉まってました。休館日というわけではなさそうなので、後でまた寄ろうかな。

↑1つ目の城壁づたいにある、兵器博物館、らしいのですが、本日は休館日だそうで、見れませんでした。残念。というかこの日は月曜だったのですが、ベオグラード市内の博物館の多くは月曜が休館日で、結構見逃してしまいました。。。

↑2つ目の城壁をくぐります。中世の香りというか、ファンタジックというか、ヨーロッパ的な風景。石造りのせいか、内部は少し空気がひんやりとしてます。

要塞内の公園

↑城壁を抜けて、要塞最上部というか中央部に到着。このあたりは一面緑いっぱいの公園になってます。

↑要塞からは、ドナウ川とサヴァ川の合流する様子が見えます。写真左手側がサヴァ川で、右手側がドナウ川で合ってるはず。

こうしてみると、背後には川が流れてて、見晴らしの良い丘の上に立地してるカレメグダン要塞、確かに防衛の面で非常にいい立地かも知れませんね。いや全然素人の印象ですが。。

こういう見晴らしの良いところで夜景とか、星空とか月とか見ながら物思いにふけるのもきっと楽しいに違いない。

↑要塞内の城壁内側。なんだか陳腐な表現連発ですが、ホント中世の面影が残りまくってる風景。

・・・通じないのを承知で書くと、要塞内歩いてる時ずっと頭の中で、昔ハマリまくった思い出のプレステのゲーム「キングスフィールド2」の西海岸のテーマが鳴りっぱなし。右向いても左向いても、視界の全てが未知で、歩くたびにちょっとした驚きを覚え、そして独特の冷たい壁面の質感・・・。ご存知の方はどうか一緒にほくそ笑んで下さい><

ちなみにウジツェで要塞に上った時も同じ曲がループしてました。

 

ウジツェの要塞に出かけたお話は↓記事内にあります。よければ参考にどうぞ

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~セルビア中央西部の街ウジツェ編part2[メタルツアーも]

 

↑要塞内にある、勝利者の像。正式名称は、Pobednik(ポベドニク)と言うそうです。第1次大戦のセルビアの勝利を記念して立てられた像、とのこと。

↑・・・なのですが、コレ書いてて、たった今気付きました。このMorbid Angelの名作”Domination”アルバムのジャケと構図が重なることに。全くの偶然です。特に中央のモニュメントと雲の配置がそっくりに見えません?自分だけでしょうか。。。脱線&不適切(かも)ですみません。

↑勝利者の像に近づいて1枚。かなり高さがあるので、近づくと収まりきらなくなるほど。足場の位置関係の問題で、正面からはうまく撮影できませんでした。

↑物見やぐら?見張り台?と呼ぶとと良いんでしょうか?も残っています。まさに要塞で、かつて軍事施設だったことをうかがい知ることが出来ます。

↑午前中いっぱいカレメグダン要塞を見て回って、再びクネズ・ミハイロヴァ通りに戻ってきました。昼頃になると少しずつ通りがにぎやかになってきてますね。

・・・という事で、次回はたぶんいよいよ旅行記の最終回。ベオグラード最終日の午後の様子から、帰国までのお話です。

Translate »