[ 最終回]セルビア&ボスニアひとり旅~最後のベオグラード滞在part2 闇の博物館?etc[そして帰国]

[ 最終回]セルビア&ボスニアひとり旅~最後のベオグラード滞在part2 闇の博物館?etc[そして帰国]

ベオグラード観光の最終日。午前中に「スタバなう」して、それからカレメグダン公園&要塞を見て回りました。これから午後、お土産その他の買い物をして、午前中見れなかった、拷問博物館に再度行ってみる予定です。

 

前回のお話はこちら↓

[ 聖地巡礼??]セルビア&ボスニアひとり旅~最後のベオグラード滞在part1 カレメグダン要塞etc[メタルツアーも]

ベオグラード市内で買い物

↑カレメグダン公園からクネズ・ミハイロヴァ通りに戻って来ました。朝濡れてた足元もずいぶん乾いてきましたね。

ここでは市内を散策しながら、お土産などなど、あれこれ買い物をする計画です。これまで訪れたノヴィ・サド、サラエボ、ウジツェやクラグイェバッツでも、できれば買い物したかったのですが、荷物の制限というか重量を考えるとちょっと厳しくて、ここでようやく本格的な買い物になります。

 

まずはお土産を買いに、お土産屋さんへ。お酒飲みそうな人たちにはラキヤを配って驚いてもらうことにして、あとは「ベタな感じのキーホルダー買ってきて!」と言ってくれた方にはセルビアっぽいキーホルダーを、バラマキ用に定番のPLAZMAスナックと、クラグイェバッツで食べて美味だったチョコバナナを購入。

↑チョコバナナと、

↑Plazma。写真のチョコ味の他にはプレーン味とかチョコバナナ味もあって、どれ食べても美味しい。セルビア滞在中結構食べました。が自分用に買って帰るの忘れました。

 

お土産のあとは、自分の買い物を少し。それほどショッピング野郎ではないのですが、現地に来たからには、セルビアモノの音源を漁りたい・・・ということで、いくつか目星をつけてたCDショップへ出かけます。

1件目はグーグルマップに載ってたCD店、なのですが、行ってみると見た目は完全な書店。書店眺めるのも楽しいので、とりあえず入ってみると、2階がレコード店になってました。あぁ、そういうことですね。

結局ここが一番収穫のあったお店でした。結局1時間半くらい漁ってたかも。メタルのコーナーはセルビアモノとそれ以外が分かれてて、しかもかなり沢山置いてあったので、もうセルビアコーナー丸ごと買いたいくらい。しかしながら予算も限られてるのでブラックメタルやスラッシュメタル方面を中心にゲットしてきました。値段も安くて、どれも600ディナール、日本円で700円しないくらいで素晴らしい。

たぶんセルビアプレス盤が安いって事だと思われます。例えばSlayerでも何でもいいですが、普通のメタルのCDは1500円前後と、日本で輸入盤買うのと値段変わりませんでした。

一つ残念なのは、セルビアモノ音源沢山収穫できたのは最高だったのですが、それらのプラケースの状態がかなり良くない。スリキズ、割れ、ツメ折れ、外袋なしが当たり前という・・・。盤は無事なので自分はそんなに気にしないし、安いからそんなもんといえばそうですが、クオリティとしてはやはり残念と言わざるを得ないかも。

 

2件目はセルビアの英会話講師に教えてもらったレコード屋さん。ここはなんというか、ショッピングモール的に改装されたビルの中にあって、見つけるのに結構苦労しました。メタルコーナーはありましたが、バルカンモノはなかったので。結局収穫なしでした。

↑そして3件目。これも英会話講師に教えてもらいました。ここはカフェも併設されたおしゃれなCDショップ。ここはオンラインショップもやってて、あらかじめ目星つけてた音源を狙って行きました。メタルコーナー眺めてると、店員さんが「なんか探してる?」って感じで声かけてくれたので、「ネットでこれとかこれとか置いてるって見たんスけど・・・」スマホ見せて狙いのCD伝えると、見事に探し出してくれました。

ついでに「他にバルカンモノでメタル方面の、あります?」ときいてみると、いくつか紹介してくれました。その中に講師がお気に入りだと紹介してくれた、セルビアのMortal Kombatの音源が2枚もあって、ちょっとほくそ笑んでたのですが、他のCD視聴させてもらってる間に、すっかりそのこと忘れてしまってて、結局買い逃してしまいました(泣)。気づいたのはホステルの部屋に帰ってまったりしてたその夜の事。時すでに遅し><

↑他の買い物としては・・・セルビア来たら、絶対セルビア語辞典買いたくて、本屋の辞書売り場でにらめっこ。本当はゴツイのを選びたかったのですが、荷物がバックパックに入りきらなくなりそうだったので、ミニサイズのを選びました。値段は確か700円くらい。コレ書くまでに時間経って、レシートの文字が見えなくなってきました。まるで色あせてく記憶のようです(涙)

有名な”?”でランチ

↑一通り買い物を終えて、クネズ・ミハイロヴァ通りに戻って、少し遅めのランチに向かいます。

↑ランチにやってきたのはここ、その名も「?」。クエスチョンマーク。小さな「?」の看板が見えるでしょうか。ベオグラードではちょっとした有名店らしくて、英会話講師もオススメしてくれてました。

↑頼んだのはコバシッツァ(kobasica)。ソーセージです。チョリソー風でピリ辛。皮はパキッと、中は肉のうまみがたっぷり。ってソーセージだと何食べてもこんな表現になりそうですね(汗)。確かにセルビアならではの味かというとそうでもないかも知れませんが、セルビアは何食べても美味しい。値段は850ディナールで900円くらい。

ちょうどこれ出てきたタイミングで、サラエボで会った友人から「ヘイ!今どこにいるの?」ってメッセージが来てました。

「今日は旅行最終日で、明日から帰るんだけど、今はベオグラードにいるよ。コレ食べてる」と上の写真を送ると、「美味しそう!でもパンないね?」って返信が。予想通り突っ込まれましたが、実はこれだけでお腹一杯になりそうな気がしたので、頼まずにいました。実際予想通りで、頼まなくて正解。

↑食後のトルココーヒー。濃いめに入るこのスタイルは何度飲んでも飽きません。ここではジャズバで出てきましたね。ちゃんとお店の「?」包装のロクム(ターキッシュデライト)も付いてきました。たしかナッツ系の味だったと思います。このコーヒーは180ディナールなので、およそ200円くらいになりますね。

いよいよ拷問博物館

↑ランチの後は、再びカレメグダン要塞内の拷問博物館に向かいます。今度はちゃんと開いててよかった。入場料は300ディナールなので、300円ちょっと。

↑チケット売り場で確認すると、写真撮影もOKとのことなので、ここぞとばかりに撮りまくります。市内の写真は結構撮り忘れたクセに。。。城門内を展示に使ってるので。雰囲気も素晴らしい。

↑入り口近くで我々を歓迎してくれる、(たぶん)執行人。

↑その横に、被執行人にかぶせるアレが。ネタとしてではなく、本当に使われたと思われるサタニックな模様。

↑内部から入り口方向の写真。

↑ショーケース内右は、たぶんいわゆる手枷で、左は解説のカードを見ると、бич=Bičと書かれてます。鞭の意味になるようですが・・・モーニングスターのようにも見えます。

↑拷問用の銛と使用イメージの図。ぶら下げて、突き刺す様子が描かれてます。

↑鉄の処女、Iron Maiden。中の針はあんまり鋭くないように見えます。劣化によるものか元々そうなのかは不明ですが、鈍いのが逆に、想像を絶する痛みをもたらすんでしょう。

↑奥の方に進んでいくと、いくつもの器具が並んでいます。映画や本なんかで目にしたことのあるもの、初めて目にするもの、いろいろ。中央のは、名前が分かりませんが、台の上に寝かせて手と足を縛って上下に引っ張り上げると、背中の針が食い込んでいくアレです。

↑そのまんま、斧。Cекира=SekiraでAxeのようです。

↑ご覧の通りの極悪な品。先端の色が・・・。

↑人間はやにえ、とでも呼ぶのでしょうか。この辺りから展示品には狂気しか感じなくなってくる気がします。ダークファンタジーでもなんでもなく、実在の品です。

↑この辺りは確か足元が濡れていたのですが、照明のせいか、たまった水が赤く見えて、ゾっとします。

↑奥の壁面にはいくつかの絵が掲げられていて、それらは例えばセルビア滞在中に見た、聖堂内の荘厳な宗教画のような品々の対極を成しているようにも思えます。

↑これは比較的有名かも知れません。漫画ベルセルクの中でも描かれてた気がします。

↑車輪挽き。左のイラストでは手足がもげてます><

 

↑案内プレートによると、「魔女の椅子」。座面らしい座面も無いように見えますが、手枷と足かせにセットすると、両腕と背中が破壊される構造のようです。

 

↑最深部の様子。

↑最深部に置かれた、おそらく上記の「魔女の椅子」の発展版?これで一度に全身穴だらけにできるようになってます。

↑無数に取り付けられた針の数々。ほとんどの器具は木製のが多いですが、それらの上では一体どれだけの血が流れ、どれだけの血を吸ってるんでしょうか。。。

他にも、ここには載せきれない数々の展示があって、どっぷりと浸かってきました。

 

余談ですが、自分の大学の卒業論文が中世ヨーロッパの異端審問・魔女狩りで、拷問の項も設けて書いてたので、初めて実際の器具をこの目で見るのは衝撃的な体験でした。

我々の持つ、親しみや愛、思いやりは尊い人間性の一面ですが、その一方、この博物館に展示されている狂気の数々もまた真実であり、それらを想像し生み出したのも同じ人間。この博物館ではそういう人間の暗い側面と、狂気の創造性を目の当たりにした気がします。

 

旅行最後の夜

・・・とちょっとダークな方向に脱線してしまいましたが、旧市街中心部を満喫してると、時間もあっという間に夕方に。

↑旧鉄道駅方面への帰り道での1枚。写真では分かりづらいですが、結構な下り坂。移動の時の上り下りがキツかった。

最後に、夕食もかねて、たぶんベオグラード一番の有名店Trpković Bakeryに、ブレク(Burek)を買いに行くことにします。英会話講師数人も、オススメとして教えてくれてたのですが、またしても写真撮り忘れ。。

有名&人気店ということで、自分が行ったタイミングでもちょっと順番待ちの列が。いろんな種類のパンやブレクが並んでて、どれも美味しそう。ベーシックな牛肉入りのものと、ベーコン入りの2種類をテイクアウトで買って帰りました。行列なので、店内はちょっとピリっとした緊張感漂う空気だった気がします。「ハイ、次アナタ、何する?以上?それでいい?持ってくの?」みたいな。

この日の夕食と、翌日の朝食にブレクを食べましたが、サラエボので食べたのとはちょっと違う、しっとりとした食感。サラエボのはもっとさっくりしたパイ風の印象でしたが、こちらはもう少しもっちりとした感じでしょうか。悪く言うと少々オイリーな気もしなくもないですが、その分食べ応えがあって、生地自体も程よい塩加減なので、これだけでも満足感を得られるのではないかと思います。

↑深夜ちょっと目が覚めたので、ホステルの窓から1枚。夜のベオグラード旧鉄道駅前の様子。泣いても笑っても、夜が明けたら帰国の仕度を始めないと、です。

そして帰国の途へ

↑翌日、ホステルをチェックアウトして、もはやおなじみのA1バスに乗ってニコラ・テスラ空港までやって来ました。ここは空港2階の出国審査前のフロア。

↑掲示板がパタパタするやつです。往路と同じくエティハド航空で11:20分発のアブダビ行きの便に乗ります。

↑場面飛びますが、ベオグラード→アブダビ便の機内食。肉系とパスタ選べたのでパスタを注文。葉物野菜のパスタで、たぶんベジタリアンメニューに相当するのかな。

↑約5時間強でアブダビに到着、手荷物検査で財布無くしかけて一瞬死ぬほど焦りました。。。22:00の成田便までの乗り継ぎは3時間半くらいなのでまったり過ごします。・・・が特に買い物等するつもりもないので暇でした。

待ってる間、喉が渇いたので、コーラでも買おうかと思い売店に行くと、500mlのペットボトルで400円くらいしてて萎えます。セルビアは何でも安くて、同じもの100円しないくらいで買えるのでなおさらギャップを感じます。結局一番安い水を買いましたがそれでも200円強。

↑ようやく搭乗の時間です。出発前では飛行機の乗り方も怪しかった自分が、それなりに困らず乗り継ぎの移動できるようになってきました。我ながら成長したもんです、たぶん。

↑アブダビ→ベオグラード便の機内食。確かこの時は肉料理が売り切れてしまって、このライスになりました。ハヤシライス風というかトマト風?の味でした。味自体は普通?あるいはベテランの方は美味しくないとおっしゃるかも知れません。

 

↑アブダビから約12時間で成田に帰ってきました。遠かった。約2週間のセルビアとボスニアの旅、長いようでいて、あっという間に感じました。家に帰ってきた時は、本当に2週間も日本にいなかったのか不思議な感覚。

でも例えば、個人的にはあの思い出の箱は、間違いなくセルビアに行ってたという証。夢ではないのです。

 

 

・・・思えばすべての始まりはやっぱり、オンライン英会話を使うようになり、素晴らしいセルビアやボスニア・ヘルツェゴビナの講師達に出会った事。それがきっかけで、再びバルカン地域に注目するようになって(昔ちょっと東欧にハマってたことがありました)、このブログを立ち上げ、ついに現地旅行までするほどになった訳です。

セルビアやボスニアというと、日本からはツアーもあんまりなくて、細かい旅行をしようと思うと結局自力旅行になりそうですが、英会話に少し慣れて、生の現地情報を教えてもらったりして、それほど困ることなくひとり旅して帰ってくることができました。

別にそれ自体大してハードルの高いことでもないのかもしれませんが、自分にとっては、独りで海外を旅して、ライブに参戦して、現地の皆さんと交流して、というのは大きな1歩です。なんというか、小さな夢を叶えることができたような感じ?でしょうか。

 

なんだか最後は文章がうまくまとまりませんが、最高の旅でした!

そして次はいつか、Arsenal Festよりデカイ、EXITフェスに!行けたら良いな。あとはボスニアの各都市周遊とか・・・想像するとニヤケてしまいそう>< 頑張って貯金します。

 

最後に帰国前に変なテンョンでFacebookに投稿した↓でも張っておきます。ホントこの素晴らしい旅の全てに感謝。

I’d like to say thank you for everything in Serbia and Bosnia!Beautiful moments with so nice and kind people,lots of unforgettable events and amazing places….for EVERYTHING!I love you all!🇷🇸🇧🇦🇯🇵

 

この旅行記シリーズが、読んでくださった皆様にとって、少しでもセルビアやボスニア・ヘルツェゴビナに興味を持つきっかけになれば、この上ない幸いです。

 

 

↓自分にとっての全ての始まりの、オンライン英会話がここでした。

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