[バルカン実践!]果たしてお味は??トルココーヒーを淹れてみました。[作り方も紹介]
トルココーヒー(Turkish Coffee)って、ご存知ですか?
コーヒーの淹れ方のひとつで、セルビアやボスニア・ヘルツェゴビナをはじめとするバルカンの国々ではポピュラーなスタイルなんだそうです。
一言でいうと、フィルターでドリップぜず、コーヒー豆を直で煮出すコーヒーということになるでしょうか。
コーヒー屋さんでは「???」みたいなリアクションをされたので、日本ではあんまり知名度がないのかも知れません。
いろいろ調べてると、かなり強めにコーヒーが入るようなので、濃ゆいのが好きな自分にとってはうってつけ??
というわけでこれまたあれこれ英会話講師達にも聞いたりしながら、実際にチャレンジしてみました!
用意したもの(とか、あると雰囲気の出るもの)
- イブリック(=ジャズベ) セルビアやボスニアの英会話講師はジャズヴァと発音してました。なければミルクパンで代用可。
- コーヒー豆 (極細挽きで。深炒りのものが適してるらしいです)
- 角砂糖 (コーヒーと一緒にいただきます)
- ロクム(Lokum) = ターキッシュ・ディライト(Turkish Delight)・・・手に入らなかったので、形の似たグミキャンディーで絵的に代用しました><
自分は運よくボスニア産のトルココーヒーセットを入手できたのでそれらを使いました。
↑こういうの。上から時計回りに角砂糖容器(?)、カップ受け皿(ロクム入れにもするみたい)、カップ、そしてジャズバ。このジャズバでおちょこみたいなカップに2杯分作れます。・・・サイズ感伝わる比較物置き忘れました。。。
ちなみにメイド・イン・ボスニアとのことなので、
トレーにはこんな模様が入ってます。サラエボのセビリ(水飲み場?)ですね。
ロクムはお茶菓子みたいなものでしょうか。そのうち探して試してみたいですね!
※2019 1/25追記↓
後日、上記のロクム(Lokum) = ターキッシュ・ディライト(Turkish Delight)をゲットできたので、味見できました!その時の様子は↓をどうぞ
作ってみました
ジャズバに8分目くらいまで水を入れる
コーヒー豆はこんな感じ
お好みで砂糖やミルクを加える 自分はブラックで作りました。
ジャズバを引にかける
ホントはアダプター置いてその上にジャズバをのせるとよいと思います。これだと気をつけないとヤケドしそうです。
沸騰したら、ふきこぼれる直前で火からはなす
ぶくぶく沸いてくるので、ギリギリのところで火からおろします。すると沸騰が収まってくるので、もう一度火にかけます。
分かりにくいですが、コーヒー面が少し下がってます。
もう一度火にかけ、これを全部で2から3セット繰り返します。
出来上がりです!
あとは、お菓子を角砂糖などを準備して、コーヒーをカップに注いだら完成。
こんな感じですね。ボスニアではこういう様式?でサーブされるんだそうです。なんとなく再現できたかな。
ボスニアやセルビアの英会話講師は「違うだろぉ~!」とは言わなかったのでたぶん合ってるんでしょう笑
では、飲んでみましょう~
うーん。濃い。インスタントコーヒーの分量間違えて入れすぎた級の濃さです。
ドリップの限界を超えた濃さかと。コーヒー豆食ってるみたい、ともいえるのかな。なので口の中に結構残る感じ、というと想像しやすいでしょうか。こういう表現力なくてスミマセンですが。。。
自分は好きです、こういうの。
エスプレッソっぽい感じもしますが、こちらは酸味ゼロで苦味というかビター感MAXな味わいです。
それから、入れる工程から分かるとおり、コーヒー豆がそのままコーヒーの中に入ってるので、飲むときにはカップに注いで少し待ってからいただきます。
飲むときは少しずつ気をつけて。カブ飲みすると、コーヒー豆も一緒に飲んでえらいことに・・・
まったり味わって、親しい仲間と語らいながら楽しむ。
これがトルココーヒー的情緒だそうですよ。・・・自分はぼっちでやりましたけどね(ドヤァ
角砂糖は??
なんでも、どちらかというとお子様的な味わい方らしいんですが、この角砂糖をコーヒーにつけて食べる、というのがトルココーヒーの楽しみ方のひとつなんだそう。
実際やってみると・・・美味です。
角砂糖を食べてるので、激甘なのはもちろんなのですが、甘いのあとに、濃く入ったコーヒーのビターな味と香りが広がってきます。激甘x激ニガでベストマッチ、みたいな
まとめ
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