[お知らせ]本ブログ発!ネットラジオ番組 ”WWHYH Radio Show” がはじまりました![Undergrand Radio]

[バルカン実践!]バルカン名物 パプリカペースト・アイバル編[取り寄せてみた]

[バルカン実践!]バルカン名物 パプリカペースト・アイバル編[取り寄せてみた]

たぶん、バルカン地域で1番有名な、というか特徴的な、あるいは地域特有の食べ物のひとつとしてあげられるのが、このアイバル(Ajver)ではないでしょうか。

セルビアやボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアなどのバルカン地域のことを調べてると、食文化を紹介する項では必ずといっていいほど(?)、紹介されるこのアイバル。

本ブログではこれまで、トルココーヒーを実際に淹れてみたり、ターキッシュデライトを取り寄せて味見してみたりしてきましたが・・・

今回はこのアイバルを入手できたので、あれこれご紹介してみたいと思います。

 

これまでのバルカン実践!シリーズはこちら↓

[バルカン実践!]バルカンスイーツ、その名はターキッシュ・デライト[取り寄せてみた]

アイバル(Ajvar)って?

ひとことでこのアイバルを表現するなら、パプリカのペースト、ということになりそうです。

自分が買ったのは、MAMA’Sというマケドニア産のもので、原材料はパプリカ、ナス、塩、ひまわり油のみと表記されていますね。

おそらく基本となる材料は上記の4点で、あとは各家庭とか、製品ならメーカーによって少しずつレシピが違ってるんだろうと思われます。

主な用途は・・・英会話講師の皆さんに聞いてみると、結構何にでも使うみたいで、例えばパンにつけるとか、肉料理の付け合せ的に頂くとか、いろいろみたいです。

このMAMA’Sのアイバルには、なんとオマケ?で可愛らしいレシピ集的な冊子がついていて、それによるとパスタにからめる、とかもアリみたいです。

 

こんな冊子がついていて・・・

 

こんなのとか、

 

こんな風に写真付でレシピ紹介がついてます。

 

いよいよ味見です

それでは、いったいこのアイバルというのはどんな味わいなんでしょうか??試してみましょう。

開封するとこんな感じで、文字通りペースト状になっています。

ウチの母親はコレ見て、うにくらげみたいって。。。

言われるとそう見えなくもないですが、なんだかバルカンの魅力というか、期待に胸躍らせて夢見てたのが吹っ飛びそうでした。苦笑。

よく見てみると、ペースト状の中に、パプリカの果肉や、皮(かな?)の赤いのが見えます。

 

本当は何か、セルビア料理的なものと組み合わせて味わってみたかったのですが、今回はそれらしいものを何も用意できなかったので、単体での味見と、パンに塗って頂いてみます。・・・写真撮るの忘れました><

まずスプーンにとって試してみると・・・第一印象は、思ってたよりあっさりした、やさしい味。

見た目の色合いからして、濃厚そうなイメージだったのですが、意外とさっぱりまろやかな味わいです。パプリカっぽい甘みもありますね。

自分自身はそれほどグルメではないので、味の評価や表現は参考程度に理解いただけると助かりますが・・・

野菜ペーストを思うと、なんだか青臭さがありそうだったり、しかも輸入食品だと馴染みのないクセが駄目だったりしそうでしたが、これは大丈夫でした。主張しすぎない感じなので、料理と組み合わせてもイケルんではないかと思います。

という事で、次にパンに乗せて食べてみると・・・まろやかな甘みがパンに合いますね。

主張しすぎない感じ、と書いたとおりの味わいなので、個人的には塗って食べるというよりは、山盛り乗っけて一気にほおばる食べ方するのが好きかも。美味です。

 

これはぜひ何かセルビア料理と組み合わせて試してみたい。(実際企画中なので頑張ります。)

今こそ『イェレナと学ぶセルビア料理』、この本の出番です。

[バルカン本]料理素人と読む、『イェレナと学ぶセルビア料理』[買ってみました。]

遥かなるバルカンの味

ソースはどこだったか忘れてしまったのですが、セルビアのスーパーを紹介した動画を見てて、棚に実際にコレが並んでるのが映ってたので、この味は現地で食されてるものと同じはず。

そう思うと、また新たに現地の、本物の味?に触れることが出来たみたいで、頬が緩む気がします。

うーん。これがバルカン味。

ちなみに入手経路は、ターキッシュデライトの時と同じで、Amazonを徘徊してて発見といういつものパターン。Amazonパワーというか、ネット時代の威力というか、日本にいながらにしてこうしたものに触れられるというのは、なんという幸運なんでしょう。そのおかげでこうして自室でバルカン気取り、出来てしまうんですから。。

とはいえ、毎回どこかで書いてる気がしますが、百聞は一見にしかず、で、もう四の五の言ってないで現地行って来い、な感じですね。

自分の舌だけでなく、現地の空気や雰囲気の中で、五感で味わう体験が・・・ホント夢見ます。

The world won’t hold your hand…誰も手を引いて連れてってはくれない。思いを馳せ、自ら。


ママスアイバル(マイルド) (550g)

Amazon様

Translate »