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[オンライン英会話]お気に入り講師が辞めて打ちのめされた話 Part1[突然の悲劇]

[オンライン英会話]お気に入り講師が辞めて打ちのめされた話 Part1[突然の悲劇]

はじめに

お断りを申し上げておきたいのは、この項は完全に自分自身のために書いている感満載の、いわば自己満足の文章になりそうなので・・・全然読んで頂かなくて結構です(苦笑)。他の記事では自分なりに、読者がいる事を想定して書いているつもりなのですが、今回は全く自分の心のままに、記述していくことになりそうです。

自身の魂の浄化のために書く、というか・・・もし、たわいのない思い出話にお付き合いいただけたら幸いではありますが。。。

それらは自分にとっては、素晴らしい出来事たちの断片みたいなもので、過去のレッスンの記録をたどりながら、書き進めていこうと思ってます。

 

出会い

ボスニアのS”メタル”講師と出会ったのは、オンライン英会話をはじめて2ヶ月くらいたったころでした。グダグダながら少しずつ英語で話すことにも慣れ、ヨーロッパ出身の講師達とメタル話するのが面白くなってきた頃です。

講師一覧を眺めて、それっぽい(笑)顔写真だったり、プロフィールだったりを探して、タイミングが合えば予約。「自分はメタル大好きなんですけど、先生はそういうの聴きますか?」なんて質問して、たいていは「あんまり聴かない」ってハズレの返事がほとんど。

そんな中で、同じ様にレッスンを取ったS講師。プロフィール写真が非常にそれっぽくて、実際話してみると、かなりのメタルファン。自分の自己紹介で「メタル大好きで・・・」って言った時はうんうん、というリアクションだったので、あぁハズレかしらなんて一瞬思ったのですが、「どんなバンド聴くの?」と聞いてくれ、その時は例としてフィーメイルモノのバンド、Nightwishとか(これはメタラーじゃない講師にも結構通じました)、Within TemptationとかDelainとかのオランダ産を挙げると、「じゃあEpicaとかも?」って。

え、Epica???

あれ、なんか通じてるっぽくない?

それで、センセーもメタル聴くんスか?みたいに聴くと、うんうん(めっちゃ笑顔)って。

やりましたっ!確か一番初めに出会った完全メタルヘッド講師。

ついでにEpicaはライブ観たけど、ライブでの歌はパッとしなかったとのことでしたね。

 

それから一気にあれこれメタル話に花が咲き、驚くことに、守備範囲も自分と非常に近く、フィーメイルものから、デス方面、さらにはブラックメタルまで。あぁっ、自分も主食はブラックメタルなんです先生っ!

自分は主に攻撃性みたいなものを、好きな理由として挙げてた記憶があるのですが、S講師は同意しつつ、その時「ブラックメタルはとってもエモーショナルだと思うよ」という表現をしてたのが、忘れられません。

 

たわいのない、でも思い出深い瞬間

そしてオススメとして紹介してくれたのが、Mglaの、Exercises In Futilityテンション上がってレッスン後すぐにAmazonにオーダーしました、イギリス発送でしかも高かった。。。

2週間くらい待ってようやくCDが届き、「CD届いた!聴いた!サイコー!」(実際自分の英語は実際こういう短文というか、フレーズレベルでした)なんて報告したり、

その数回後のレッスンの冒頭、S講師が「そうだ、MglaのTシャツ買ったよ、たぶんニセモンだけど」なんてニコニコで教えてくれたり。

そのあたりは↓の記事でも書いてます

[Review]Mgla – Exercises In Futility(ポーランド/ブラックメタル)

他には、昔ネットのどこかでしばしば目にした、”ハーマン(Dragonforce)イケメン”というやつ。個人的にネタなのか本気なのか全く分らなくて、講師にきいてみたり(回答は「まぁイケメンなんじゃね?」みたいな軽い感じでしたが・・・)、

最近のオススメは?というのは非常によくあるトピックで、講師が紹介してくれたのは、

Darvaza – The Downward Descent とか

「ここのところは80年代モノ聴いてるよ」ということで、イギリスのドリームロック・ゴシック?Lowlifeとか。

Alcestトーク

自分は基本英会話はフリートークで受けていて、あんまり毎回自分がメタルトークばっかりしてるのも申し訳なくなってきて、ある日のレッスン冒頭に、「もしつまんなくなければ、”今回も”メタルな話題で大丈夫っすか?」と聞くと、

「音楽は私の情熱のとっても大きな割合を占めてるものだから、全然いいよ!」って。もういい人すぎ。

それから調子に乗って、「シューゲイザーというかブラックゲイズというか、って聴きます?Alcestみたいな」と聞くと、

「うんうん。学生の時バスで2時間くらいかけて通ってたんだけど、その時本読みながらよく聴いてた!英語だと歌詞が本読む妨げになったりするけど、私はフランス語は分らないから、それがちょうど良いってのもあって」と。

いやはや、やっぱりスゲー濃いなこの人。なんて思いつつ、ここで初めて、S講師の使った、Language Barrierという概念が腑に落ちました。個人的には基本日本語歌詞を聴くことがないので、何歌ってるか入ってこないのは凄く普通で意識することはなかったのですが・・・、歌詞が聴き取れて”しまう”と確かに意識がそっちに引っ張られて、BGMに出来ないんですね。逆に考えると、講師たち位のレベルだと、たとえ第2言語であっても、英語歌詞が意識を引っ張るくらい聴き取れているという事になると思われ・・・

いや話し言葉聞き取るレベルどころじゃないでしょう、歌詞聞き取るのって。

そう思うと自分の聞き取りもまだまだ、ということですね。

 

ちょっとそれましたが、S講師のAlcestのお気に入りは、Voix Sereineとか、Faiseurs de mondesとのこと。

自分はベタベタな、Souvenirs d’un autre mondeと、Écailles de lune – Part 2を挙げましたが、講師の独特のチョイスが自分みたいな上っ面リスナーとの違いを見せ付けてる気がします。

 

カチューシャとHappy Little Boozer

またある日は、最近聴いてる音源うんぬん話再び、な感じで、S講師がCraftの新作(当時)White Noise And Black Metalを紹介してくれました。最初の3枚は聴いてましたが、新作出てることを知らなくて、感謝しきり。

実際「最初の3枚は聴いたけど、ちょっと昔のDarkthroneっぽい雰囲気があった気がしますね」というと、

「うん、そうかも。でもこれはもっとマトモなサウンドプロダクションだよ(笑)」って。

こういう大したことのないやり取りが、実際自分が望んでた事で・・・自分からみて、まさに”現地”に見える所にいる人とメタル話をする、それだけで楽しくてしょうがありませんでした。

 

それから、他のオススメで、S講師笑いながら「ワタシはコミュニストでも何でもないけど・・・」といいつつ、The CommitteeのKatherine’s Chantをピックアップ。自分は全然未知でしたが。

なんでも、「後半部分がモロで面白い」という事で聴いてみると、9分の大曲で、後半のパートは、ロシア歌謡(?)のカチューシャ。ブラック・ドゥームなアレンジで、あぁなるほど、と。やっぱり素晴らしすぎるセンスしてます。

 

また、自分から「フォークメタルとか聴きます?」って質問した流れだったと思いますが、EluveitieとかKorpiklaaniの話で盛り上がり、

「自分は酒飲めないのでアレなんですけど、ビールにめっちゃ合いそうですよね」みたいに言うと、

「うん、高校生くらいの時に聴きながら飲んでた(で合ってると思う)!まさにHappy Little Boozerみたいなもんね」とS講師。2人で爆笑。

 

・・・あぁいまだに、いつもレッスン開始時、講師からの挨拶&確認で聞かれるお決まりフレーズが耳に残ってます。

 

Hi! Tatsu-san! Can you see me and hear me clearly?” 

Ahhh! Can’t see you and hear you anymore !! Because you were gone…

 

Part2に続く。。。よければお楽しみに。

[オンライン英会話]お気に入り講師が辞めて打ちのめされた話 Part2[突然の悲劇]

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